兵庫県尼崎市　一軒家　FRP防水工事

皆さんこんにちは😊

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本日ご紹介させていただくのは、兵庫県尼崎市一軒家のFRP防水工事になります。

FRP防水の寿命は、おおよそ10年〜15年ぐらいになりますので、防水の寿命がくる前に、防水工事をする必要があります。

前回のFRP防水を施工したのが、16年前とお客様からお聞きしたので、今回FRP防水の1プライという施工方法でFRP防水作業をさせて頂きました☺️

FRP防水1プライとは

FRP防水は、ガラス繊維のマットをポリエステル樹脂で固めて防水層を形成する防水工法です。

このガラスマットの積層枚数をPLY（プライ）とあらわします。

１PLYというのは、このガラスマットを1枚貼り付け樹脂で固めて防水層を形成する意味です。

あと2PLYという施工方法もあり2PLYはガラスマットを2枚貼り付け樹脂で固めて防水層を形成する防水にです。

ちなみに3PLY以上は費用対効果の面から無駄ということもありございません。

間違ってほしくないのは、1PLY＝手抜きではないということです。

各メーカーさんで1PLYの施工方法は出ています。

FRP防水の塗り替えをする1プライの施工方法は、①サンディング研磨　②アセトン拭き　③プライマー　④ポリエステル樹脂　⑤ガラスマット１層（１プライ）⑥ポリエステル樹脂　⑦トップコートになります。

サンディング研磨とは

FRP防水の上から、塗り替えでFRP防水をする場合は、まず電動グラインダーなどを使いFRP防水の表面を【研磨・目あらし・（ケレン）】をして細かい傷をつけて凸凹を作り、次の塗る塗料がその凹みに入りこむことで剥がれにくくなり密着致します。

この施工工程を省くと、後々FRP防水を塗った塗膜が捲れてしまいますので、しっかり隅々まで研磨を行いましょう！

アセトン拭きとは

アセトンは有機溶剤（シンナー）の一種です。

アセトンは油脂をよく溶かす性質がある事から、既存のFRP防水表面の油脂を綺麗に拭き取ります。

このアセトン拭きをしないで、油脂がついている状態の上に防水層を塗っても、油のせいで密着しないので、捲れる原因になります。

しっかり油脂を拭き取りを行なってから、防水を塗りましょう😄

プライマー（下塗り）とは

上記までの下地処理が終わってから初めて防水塗装を塗る工程になります。

プライマー（下塗り）は次の工程のポリエステル樹脂を密着させるために塗る工程でこの下塗りを省くと、上に何を塗っても塗膜が捲れるので、下塗りをしてからポリエステル樹脂を塗りましょう！

FRP防水のプライマーの中には、上記の【サンディングの工程を省いてもいい】とされるアイカ工業さんのJU-70というプライマーもございます。

ポリエステル樹脂とガラスマット貼りとは

防水用のポリエステル樹脂は伸び率が大きい軟質タイプになっており、下地追従性に優れた性能を持っています

このポリエステル樹脂を塗って、ガラスマットを貼り付けをし、ガラスマットと床のポリエステル樹脂の空気を脱泡してガラスマットを完全密着させて繊維強化プラスチックの防水槽を形成致します。

ガラスマットを貼り付けして、次にもう一度ガラスマットの上にポリエステル樹脂を塗り流し、表面を固めていきます。次のトップコートの作業に移る前に、一度ペーパー研磨を行い、表面を目あらししてトップコートを塗っていきましょう！

トップコートとは

トップコート自体には、防水機能はなく、ポリエステル樹脂とガラスマットの防水層（防水機能あり）を紫外線などから保護するために、塗る塗料になります。

もしトップコートを施工していなければ、防水層が紫外線などを直接うけて、劣化を早めてしまいますので、必ず塗り、防水層を防水保護しましょう！

防水層を守る以外にも、種類によっては遮熱効果や滑りどめなどの効果があるので立地状況や用途に合わせてトップコートの種類を選んでください☺️

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